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越海道|ワーキングメンバーから
「越海道」ワーキングメンバーの視点や構想をご紹介します。

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越の海道巡り
キーワード:漁(ブルーツーリズム、海、港、海の幸)
      文学・芸術(小説、絵画など)



新北前船の運行「越海道」。
不要になった大型船のリサイクルなどを利用。
視点を変えて(海から陸)見ることにより新たな価値観が生まれる。
文学・芸術はあまり知られていないが、意外と石川・福井には多く存在している。
小説に出てくる地域を巡る旅や能を巡る旅も面白いのでは。
このような旅にはガイドではなく、語り部が必要。

まず、新北前船を運行させる、という話です。
日本海をかつて高田屋嘉兵や銭屋五平が駆け巡っていましたが、その復活で、航路名は“越街道”と名づけました。
船は、大型船のリサイクル利用です。
今、ゆっくり旅が人気を呼んでいますし、この風潮も生かそうということで。

航路は海岸線をユックリ、当然、日本海の美しい夕陽も見られます。
港は、小浜・敦賀・金沢・富来・七尾など、この五つの港を波浮として整備をしてです。
船内では物産の見本市、港ではその港のある町で物産展も開く。
魚が、福井・石川とも美味しいので、これを前面に出し、船内での食事は勿論魚料理ですし物産展もそういう美味を出します。
運航すべて企画パッケージなどとします。
そこでの商品も独自の企画商品と徹底したものをつくります。
テーマやコンセプトに関しては、「文化中心はちょっと」と一部反対もありましたが、3日間の船旅で「詩人になれる」「絵描きになれる」、、、、などのキャッチフレーズがきっと注目を惹く、と思ったのですが。
船内では多彩なイベント、参加型イベントを多くしたパッケージです。
運航は冬場がありますので不定期航路とします。
3〜11月は運行しますが、この期間以外は見本市の展覧会場などの利用法もあります。
尚、船の購入及び改造費、公安整備の経費は、企業や国土交通省にご協力をいただきたいものですが。

もう一つ、“文学・哲学”がテーマのコースを考えました。これはたくさんの意見や詩人、歌人が出てまとめきれませんでした。
文学だけで石川県でも、室生犀星、徳田春水、泉鏡花。
福井県でも、高見順をはじめ中野重治、水木雄、久里洋二さんなどがいますし、俳句・短歌も面白い。
現代の福井には、俵万智、橘曙巳、山川登美子さんなど、俳句・短歌だけでも、かなりツアーが組めます。
哲学や宗教の世界でも福井県はでは桑原武夫さん、石川県は西田幾太郎、西田啓二さんあたりがいます。
一方、名所でも、福井の吉崎御坊とか永平寺、明通寺。石川の那谷寺とか、紹介したい所は沢山ありますが、そのような神社・仏閣も、哲学・宗教で関連つければ企画商品になりますね。
「小説の舞台巡り」もしかり。
五木寛之、水上勉、松本清張の代表作などに登場した所、その辺もリンクできますね。
温泉に能舞台のある旅館もあるので、その辺も繋げば宿泊に結びつくでしょう。

いずれにしても、巡る場所、巡り方は膨大(!?)にあります。
が、問題はそれを「説明する人」「語り部」が重要です。
地域や風習、文化に一過言もっている町、村の“せんせい”のような人物、、、、「語り部」を見つけ養成していくことも不可欠です。
この点では「語り部探し」の探検隊や調査隊が、もっと必要だと思っています。



■ワーキング・メンバー
北 伸之:石川県商工労働部観光推進総室観光企画課長
林 茂昭:(株式会社ジェイティービー 金沢支店長)
笹岡一彦:NPOドラゴンリバー交流会常任理事(笹岡工業所)
武井幸久:港とまちづくり(福井工業高等専門学校環境都市工学科助教授)
堀 直子:リトルパインシアター代表
松宮喜代勝:現代美術作家(若狭)