ランドサット地図プレーン地図ワーキングメンバーから

北国歴史街道|ワーキングメンバーから
「北国歴史街道」ワーキングメンバーの視点や構想をご紹介します。

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歴史と今を巡る街道
キーワード:道(歴史、街道、界隈)、遊び(レジャー、スポーツ、趣味、音)


内なる連携(石川、福井)、外なる交流(観光客の呼び込み)が大切と考えました。
例えば石川、福井の県境は空白地帯となりやすいが白山があります。
白山が美しく見える場所を基に道を考えると北国街道があり、両県の軸線となっています。
それを囲むように海・山沿いの道が存在します。
両者を見ると、前者は歴史的な道、後者は近代的な道です。
この違いを利用して全体を強調するプランです。

私達グループ7名のうち、私だけが石川県であと6名の方が福井県で、かなり福井県勢に圧されましたが、何とかまとまりました。まず、テーマ・キーワード“道と遊び”で考えました。福井と石川の内なる連携を大前提に、また、外なる交流で、どう地図上に人を呼び込むか、二段階で考えました。

福井県境を境に石川県はどちらかというと北上群を、どんどんあがっていく。ところが福井は、福井から下へ南下群で下がります。
ここで、県境の残された空白地帯の美しさを、どうアピールするかが、一つのテーマとなりました。
それからもう一つは、県境にあるのは白山です。
白山が日本の三大山として富山・石川・福井・岐阜の4県にまたがっていますが、白山が美しく見える所がないかと。
福井では、武生が美しく見えるそうですが、石川では小松が大変よく見える。など、白山がよく見える場所の話の中から、私達のテーマである“道”、歴史街道、北国街道があるだろうと。
歩いていけるような道を想定しています。
軸線とそれからもう一つは環状線。
要は、山中温泉とか、片山津・芦原です。
いわゆる360号や305号です。

さらに、大きく157号線を巡って昔の海側に出る北前船ルートの外廻り。もっと大きく言えば東海北陸自動車道、それを白山を中心にして回る環状道路です。
この環状道路が近代的な道路として、軸線が歴史的な道路として、眺めてみました。
人が歩いてゆけ、彷彿と美しいものを見て界隈を見ながら歴史を堪能できる、という軸線に対して、古墳時代から万葉時代の色々なものがあることも感じました。
万葉時代というのは大伴家持が出てきたところ、古墳時代も古墳文化がたくさんあります。また、宗教として浄土真宗も。
さらに江戸時代だと、前田利家が、松尾芭蕉がこの道路に入ってきたといったような軸線があります。

このような歴史的な軸線を大事にしながら少し進化させ、そのまわりの環状線を近代的な道路にしつらえていくことで「歴史街道に北国街道を浮かび上がらせる」が結論です。



■ワーキング・メンバー
小間井孝吉:石川県土木部道路整備課長
梅沢順一 :福井県総務部地域政策室企画参事
石本茂雄 :石本建築事務所
佐々木晴美:まちづくり夢会議 
藤井雅夫 :株式会社東洋設計
馬來田善準:福井アーバンデザイン研究会