ランドサット地図プレーン地図ワーキングメンバーから

ごちそう街道|ワーキングメンバーから
「ごちそう街道」ワーキングメンバーの視点や構想をご紹介します。

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食と農を満喫
キーワード:農、グリーンツーリズム、体験、陸、大地の食材、素材加工


石川・福井両県とも海〜山の幸(グリーンツーリズム,そば,とうふ,川の幸,肉,大地の幸)まで揃っており、農、食という分野で、両県とも三日前後で満喫ができます。
食、農業体験の場所もたくさんあり、また、一般的な観光情報以外の個人的なお気に入り情報も加わり、飲み食いフルコース型の“ごちそう街道”をつくってみました。
石川県から福井県を訪れたAさんを案内する、という設定です。

「起」・・・さあ、でかけましょう!
  • まず、「福井」で召し上がってもうらうと言ったら、蕎麦、海の幸の蟹、美味しい豆腐ですね。
  • 高速、北陸自動車道に乗り、武生インターチェンジで降りてもらい、池田町の“コムニタ”で知られる農業体験が出来る宿泊施設にご案内します。というのも、高級ホテルより福井らしい、広々とした田舎の雰囲気の中に泊まる事を希望されたからです。そこで山菜を肴に岩魚の骨酒をお勧めしました。
「承」
  • 翌日は、せっかくだからと農業体験もされました。その後、次は、池田町の山を下り海の方を訪ねてみたい、ということになり越前海岸へ車を飛ばしました。
  • そこでは、やはり泊まるなら漁師の家と相成り、また、水揚げされたばかりの新鮮な魚を食べたいとの希望も出ました。特に、蟹とエビが食べたいと。その上、越前町にしかない、非売品とされる純粋の馬糞ウニを食べ、これだけで来た甲斐ありと満足。釣りをし、翌朝は地引網に挑戦し、朝食には美味しい真イカの刺し身でまたまた満足でした。
「転」
  • 食べるだけでなく、越前で有名な蟹のことも少しは学びたいと、2002年海岸沿いできたという日本初の「かにミュージアム」に行って、ズワイガニ等の種類や漁業の歴史などを勉強しました。
  • 今度は、若狭のほうに行きたいということで、一路若狭へ。梅街道を通り抜け三方町の水月湖という湖畔ベリ、水月花という宿に案内。なぜならフグを食べたいから…ということで。この季節(冬)牡蠣も美味しい。朝は、しじみの味噌汁に三方町特産の梅干しで、純粋な日本の朝食をすます。
  • 宿を出てから、そのまま遊覧船の乗って常神半島巡り。降りたら小浜に向かい三町街を三味線の音など耳にしながらぶらぶら散策。
「結」
  • まだまだ満足しきれず、お昼に向けて武生まで戻り、白山のスイカを食べてから、これも観光ガイドブックには絶対のっていないという、熊とイノシシとホロホロ鶏がセットで食べられるという所へ行ってコースで食べていただいた。栄養価も高いので織田の美味しい手作りの豆腐を食べて、金沢に帰っていただいた。
  • やはり、食は地元で自慢の手作り料理が一番。それで、おもてなしをしました。福井の土産としては、高地の赤かぶらをもって帰りたい、ということで御用意しました。さらに、ヘシコと小鯛の笹漬けも、お土産にもってかえっていただきました。
(今度は、福井から石川へ)「転」
  • 今度は、福井の人が「金沢を案内してください」ということになりました。ならば、「山のコース」にいたしましょうと相成りました。
  • 福井市から大野村へ廻り、白峰で堅豆腐を食べ、小倉村ではハーブ園でヨーガを体験しながら心と体をリフレッシュさせ、次の鶴来の料理屋で山菜を食べ、美味しい地酒を飲みます。
  • その後は、美川まで行きサーモン釣りをして、その日はそこで泊まります。美川では夜、赤イカを釣りに出られるそうです。釣った赤イカで地酒を飲む、酒づくしでございます。
  • 翌朝は、内灘のほうにドライブしていただいて、高松でブドウ狩り。それから、富来町でフォアグラ…と思ったのですが、今(冬)はやっていないそうです。
  • その日の泊りは輪島です。手作りコンニャクで地酒、能登牛を食べて、翌朝一番にはお土産を買うことにしました。
  • 翌日は、とりあえずは能登半島巡りで、途中の露天風呂に入った足でランプの宿を通り抜けながら美しい景観を眺めます。能登島のツインブリッジをわたりガラス館を見学し、中島の演劇祭も覗いてみようと…もしかしたら仲代達矢さんに会えるかも知れない、と。
  • その後、七尾のフラワーパーク経由で金沢まで戻ってきます。その夜は、金沢の街を案内してもらいます。名物の治部煮や川魚ゴリ、北陸ならではの甲箱蟹の食べ方も教わりながら食べてもらいます。
「結」・・・おつかれさま、いかがでしたか?
  • そうそうお土産ですが、やはり、かぶら寿しがお勧め。帰りは福井まで高速道を使ってどうぞ…というコースでした。
  • この「ごちそう街道」は、糖尿病になりそうなコースですが、季節に合わせて食いしん坊、美味しん坊みたいに、何かこだわりのあるところに泊まって歩きたいものです。普通の旅館に泊まって決まったコースを歩くというよりも、少し、横道、地元情報を掴みながら・・・歩きたいものです。

こうして地図と両県の人がちょっと話し合っただけで、観光ガイドブックには出てこない所もいろいろと出てくるし、結構多いと思います。
「食」は非常にわかりやすいコースで、しかも、こういうコースは一つのガイドブックだけでは分からない、と感じました。
福井には、梅街道、鮎街道などいろいろネーミングがありますが、そういう新しい情報を歩きながら知ることが必要です。
食材にしても、作り手ならではの話しや苦労を知り、感じながら旅をしたら、一味も二味も違う旅になりますね。



■ワーキング・メンバー
坂田守正  デザイン文化科学研究所代表
磯野泰子  エコ・プランナー
上坂達朗  都市環境デザイン会議(東洋設計)
橋本弥登志 たけふ発まちづくり夢会議事務局(武生市建設部下水道課)